パソコン未経験で事務職に挑戦しようかな、とお考えのみなさんこんにちは😊
大人にやさしいパソコン教室 パソレ イシタカナホです
今日のレッスンは、ビジネスでよく使う計算をおさらいしておきます
いよいよ関数ですか?
関数は次のレッスンからはじめます😊
今回は、関数をつかわないエクセルの計算です
あまり普段の生活では使わない、達成率、シェア率の計算を練習しておきましょう
税込み金額や割引金額は普段の生活でも使っているので大丈夫だと思いますが、一応おさらいしておきます
エクセルの計算の中で、ビジネスで一番使う計算は「達成率」の計算だと思います
何度も言っていますが、事務職デビューして
「達成率が把握できる表を作って」なんてお願いされることはたぶん、ないと思います
でも、どうやってこの計算をしているのかということを知っておくことは大切です!
事務職デビュー準備講座の内容をマスターすれば、
あなたもオフィスで困らないパソコンスキルが身に付きます!
一緒にがんばりましょー(^O^)/
このブログを読めば、こんなことがわかるようになります
エクセルの計算_ビジネスでよく使われる計算
・達成率
・売上金額
・割引後金額
・割増後金額
・税込金額
・本体価格(税抜金額)
・シェア率
では早速、レッスンをはじめていきましょう😊
エクセルの計算_ビジネスでよく使うエクセルの計算
達成率
達成率とは?
目標に対してどれだけの割合(%)達成したかを表す数字です
達成率の計算式
実績(実際の売上などの数値) ÷ 比べたい数値(目標や前年度の実績など)
達成率の計算は、ビジネスでは欠かすことのできない計算です
なぜなら、目標をかかげたあとそれを達成していかないとビジネスが成り立たないからです
達成率の計算は大事なので、別ページ↓で詳しく解説していますのでこちらをご覧ください
こちら↑のレッスンでは、
相対参照、絶対参照についても解説しています
エクセルで数式を使っていく上で大事なことなので、ぜひ読んでから次の章に進んでください
実はこの達成率の解説ページ、私のブログの中で一番人気の記事なのです!
ということは、みなさんが「達成率の計算」必要としているということです!
なので、すっ飛ばさず読んでください!
四則演算(足す 引く 掛ける 割る)のやり方を忘れてしまった、という方はこちら↓を確認してください
売上金額
売上金額とは
売上金額は、1つの商品やサービスを販売したときの総額です
売上金額の計算式
商品やサービスの単価 × 数量
では、実際にエクセルで計算してみましょう
例)単価300円の靴下が3足売れた場合の売上金額
1.数字を入力して計算する方法
①売上金額(D2セル)に<=300*3>と入力します
②<Enterキー>をクリックして確定します
2.セルを指定して計算する方法
①売上金額(D2セル)に<=B2*C2>と入力します
計算式の値にセルを指定する場合は、対象のセルをクリックするだけでOKです
入力の手順はこちら↓です
D2セルに=(イコール)を入力
↓
B2セルをクリック
↓
*(アスタリスク)を入力
↓
C2セルをクリック
②<Enterキー>をクリックして確定します
エクセルでは通常、このようにセルを指定して計算します
なぜなら、その方が便利だからです
どんなふうに便利なんですか?
では、10月2日に靴下が8足売れた場合の売上金額を入力しながら確認してみましょう
どちらも、D2セルに設定した数式をコピーして計算します
数式のコピーの仕方がわからないという方は、こちら↓を確認してください
1.数字を入力して計算した場合
①D2セルの数式をD3セルにコピーします
②D3セルの数式の3→8に訂正します
③<Enterキー>で確定します
2.セルを指定して計算する方法
①D2セルの数式をD3セルにコピーします
②<Enterキー>で確定します
どうですか?
数字で入力すると、数字が変わる部分を訂正しなおさないといけないので面倒です
それに打ち間違いが発生しやすいし、間違いもみつけにくいんです
ということで、エクセルで計算する時は、基本的にはセルを指定するようにしましょう
割引後金額
割引後金額とは
割引後金額は、商品やサービスの価格から割引率を引いた後の金額です
こちらは、バーゲンに行けば頭の中で必ず計算していると思うので問題ないかもしれません(笑)
割引後金額の計算式
元値 × (1-割引率)
割引率、達成率など率を求める計算では、1=100%です
なので、20%は0.2になります
この式、<1-割引率>って入れるのめんどくさいですよね
計算簡単だし、
頭で計算して0.8を直接かけた方が早くないですか?
と思いますよね
どういう違いがあるか、実際にやってみます
例)2割引きの2000円のTシャツの割引後金額を計算してみます
1.頭の中で<1-割引率>をやってしまう方法
①割引後金額(C2セル)に<=A2*0.8>と入力します
→頭のなかで(1-0.2)を計算した結果の0.8です
②<Entereキー>で確定します
2.<1-割引率>をエクセルに計算させる方法
①割引後金額(C2セル)に<=A2*(1-B2)>と入力します
入力の手順はこちら↓です
C2セルに=(イコール)を入力
↓
A2セルをクリック
↓
*(アスタリスク)を入力
↓
((前かっこ)を入力
↓
1を入力
↓
-(マイナス)を入力
↓
B2セルをクリック
↓
)(後ろかっこ)を入力
②<Entereキー>で確定します
今のところ、頭の中で計算する方が計算式が簡単に入力できていいですよね
では、数式をコピーして次の計算をしてみましょう
例)4割引きの5000円のスカートの割引後金額
1.頭の中で<1-割引率>をやってしまう方法
①D2セルの数式をD3セルにコピーします
②D3セルの数式の0.8→0.6に訂正します
→頭の中で(1-0.4)をした結果の0.6です
③<Enterキー>で確定します
2.<1-割引率>をエクセルに計算させる方法
①D2セルの数式をD3セルにコピーします
②<Enterキー>で確定します
エクセルでは、簡単な計算でも頭でしないでエクセルにやってもらう方がコピーすることを考えると便利です
ひとつ人の手が入ると、そこにまた人の手をかけないといけなくなります
なので、0.8とか0.6と入れるのではなく(1-割引率)を使うことをお勧めします
割増後金額
割増後金額とは
割増後金額は、商品やサービスの価格に割増を加えた後の金額です
こちらは、残業代の計算などに使えます
割増後金額の計算式
元値 × (1 + 割増率)
割増なので、割引後金額の逆でプラスにかえるだけです
例)時給1500円の人の残業時間帯の時給を計算してみます
①残業代時給(C2セル)に=A2*(1+B2)と入力します
②<Enterキー>で確定します
税込金額
税込み金額とは?
税込金額は、消費税を含んだ商品の価格です
この計算もすっかり普段の生活で慣れていますので問題ないと思います
この場合も、普段は頭の中で1.08と計算しますが、エクセルでは(1+税率)で計算しましょう
税込み金額の計算式
本体価格 × (1 + 税率)
例)200円の牛乳の税込み金額を計算してみましょう
①税込金額(C2セル)に=A2*(1+B2)と入力します
②<Enterキー>で確定します
本体金額(税抜金額)
本体金額とは?
本体金額(税抜金額)は、消費税を含まない商品の金額のことです
正直、税込みにくらべると登場する頻度は低いです
でも、突然使うときがやってきますので一応覚えておいてください
本体金額の計算式
税込金額 / (1 + 税率)
逆にするだけなんですがちょっと油断すると普段使わないので忘れてしまいます
税込みでは掛けたもの(1+税率)を、税抜きでは逆なので割ると考えると覚えやすいと思います
では、例)税込金額216円の牛乳の本体金額を計算してみます
①本体金額(C2セル)に=A2/(1+B2)と入力します
②<Enterキー>で確定します
構成比(シェア率)
シェア率とは?
構成比とは、全体に対して比較したいものがどれくらいの割合を占めるのかを求める計算です
シェア率の計算式
比較したい1つの項目 / 全体の合計
「売上シェアNO1」という言葉を、CMなどでもよく耳にしますよね
アレの計算です
お仕事では、これもよく使われます
例)洋菓子部門の総売上120万円のうち、ドーナツの売上が15万円だった場合のドーナツのシェア率を計算してみましょう
①シェア率(C2セル)に=B2/A2と入力します
②<Enterキー>で確定します
必要であれば、シェア率を%で表示するように、表示設定を変更します
③リボンの<数値>グループで<%>ボタンをクリックします
④自動で四捨五入されるので、<小数点以下の表示桁数を増やす>ボタンをクリックします
金額などは単位がついていなくても、2000であれば2000円ってすぐわかります
でも、割合の場合は計算の答え0.125が12.5%だとパッと見わかりにくいですよね?
なので、%表示にした方が親切かなと思います
が、わざとそうしない場合もありますので、会社のデータ表示形式は勝手に変更しないようにしましょう!
まとめ
パソコン未経験からはじめる事務職デビュー準備講座
⑭エクセルのビジネスでよく使われる計算のレッスンが完了しました
エクセルの計算_ビジネスでよく使われる計算
・達成率→実績(実際の売上などの数値) ÷ 比べたい数値(目標や前年度の実績など)
・売上金額→商品やサービスの単価 × 数量
・割引後金額→元値 × (1-割引率)
・割増後金額→元値 × (1 + 割増率)
・税込金額→本体金額 × (1 + 税率)
・本体価格(税抜金額)→税込金額 / (1 + 税率)
・シェア率→比較したい1つの項目 / 全体の合計
日ごろからよく使っている計算もありますが、忘れていたものや初めて使う計算も合ったと思います
式を完全に覚えていなくても、何回か練習して「やったことある」感覚になっておいてください
そうしたら、忘れても調べたらすぐ「あー」って使い方を思い出せます!
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